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まくらの形で変わる寝心地


こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。

枕の寝心地は、中身の素材や高さで変わりますが、形状による違いによっても変わってきます。

私見ですが、形状ごとの寝心地について書いてみました。


ドーナツ形状

中央部が凹んだドーナツ形状は、1番多く見られる形状です。

中央部が低く凹んで左右両側と首筋に当たる部分が盛り上がった形状となり、パイプ・そば殻・ビーズなどの詰め物が多く使われています。

仰向けに寝た時の首筋のフィット感と、寝返りと横向き寝が楽な点が特徴ですが、首筋や左右の高さが合わないと使いにくい枕になってしまいます。

首筋や左右両側がユニットで分かれているので、各部分ごとに詰め物を出し入れして好みの高さに調節できるのも便利ですが、高さを測定するオーダー枕もこの形状です。

詰め物の種類によって硬さやフィット感が変わるので、好みの感触が選べることと、高さの調節が自在にできるので好評ですが、中央部の凹んだ形状が合わない方もいるので、

実際に寝てみて感触を確かめることをお薦めします。

使い方は前後あり裏表ありなので、一方向の使い方しかできません。



かまぼこ形状

反発や高反発などのウレタン系の素材に多い形状です。

やわらかめが好きな女性に人気の枕ですが、やわらかめウレタン=耐久性が短い…という弱点と夏場のムレ感が短所です。

スポンジケーキのような感触のやわらかさ…でも沈み込み過ぎない〈エンジェルフロート〉という枕もあるので、ぜひショールームで体験してください。

使い方は前後あり裏表ありなので、一方向の使い方しかできません。


標準形状

昔からある標準的な枕の形状です。

そば殻やパイプの硬めの詰め物から、合繊わたや羽毛を使ったやわらかめの詰め物まで種類は多くあります。

やわらかめの枕は2~3年でへたりや形状変化が早いと思われます。

高めで硬い枕が好きな方には、この形状の全そば枕が人気がありますが、そば殻は収納中に虫がつきやすいので来客用にはお薦めできません。

来客用にはパイプや合繊わたの詰め物をお薦めします。

使い方は前後なし裏表なし(一部の詰め物はあり)なので、全方向使えます。



フラット形状

消しゴムや板のような平らなフラット形状の枕です。

フラット形状の枕は少ないですが、当店ではドクターピローエアーリブライトピローを販売しています。

私もドクターピローを愛用していますが、適度なやわらかさと寝返りも楽な点が気に入って使っています。

フラット形状の枕は前後裏表と全方向使えるせいか意外と長持ちするのも長所で、3年目のドクターピローはまだまだ使えそうです。

ただ、夏場は涼しい枕が欲しくなるので、暑い時期だけエアーリブライトピローを使うという…贅沢な使い方もアリかと思いました。