· 

組子ベッドの桐材の品質について


柾目

板目



こんにちは、座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。

 

今日は、組子ベッドに使用している桐材の話です。

組子ベッドに使っている桐材は中国桐ですが、最高級のAグレードを使用しています。

Aグレードは、ほぼ柾目です。

柾目は丸太を製材した時の中心部分で、僅かしか取れない部分、当然価格も高価になります。

柾目以外の部分は板目となり、ABグレード>Bグレード>Cグレードと、価格も安くなります。

柾目の木目は平行線状になりますが、板目取りにすると木目がタケノコ模様になります。

組子ベッドには、なぜ価格の高い桐材のAグレードを用いているかと言えば、柾目の方が板目より、反り、収縮等の 材の狂いが少ないからです。

製造工場の総桐箪笥 和光さんでは、この点を最も重視しています。

桐箪笥の引き出しは名刺1枚分の隙間なので、僅かな反りも許されません。

そんな箪笥職人のこだわりと職人技が、組子ベッドにも生きています。

 

箪笥工場で作る組子ベッドは、当店ショールームでご覧になれます。