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綿の打ち直し 前切りとカード打ちの違い


カード打ち整形機

わた入れ作業



こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。

 

綿ふとんの打ち直しは『前切り』と『カード打ち』の2種類があり、それぞれに機械が違います。

ふとん綿は、枚という単位で呼ばれ、シングルの敷きふとんなら20枚、掛けふとんなら10枚が目安となります。

ここで問題なのは前切りとカード打ちの違いですが、前切りは1枚が400g、カード打ちは300gとなります。

敷きふとんに20枚の綿入れをすると、前切りでは8㎏、カード打ちでは6㎏となり、カード打ちの敷きふとんのほうが軽くなります。

前切りと比較すると、カード打ちのほうが軽くてふっくら、使用後のヘタリも少なく、仕上がりも良くなります。

もう1点、カード打ちのメリットで以外に知られていないのが清潔という点で、ダニの死骸や塵などが加工途中で振り落とされます。

200度の熱風乾燥の工程もあるので、出来上がった綿は、清潔になって帰ってくるということになります。

座布団やコタツ敷きの場合は前切りで、掛けふとんや敷きふとんはカード打ちでと、当店では使い分けています。

価格の安い打ち直しの場合は枚切りが多いようです。

カード打ちと枚切りでは、出来上がりが全く違うので注意してください。